とびひについて
とびひとは
とびひとは、正式名称を伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といい、細菌が原因の皮膚感染症です。火事のように全身に広がっていくため、「とびひ」と呼ばれます。あせも・湿疹・虫刺されなどをひっかいたり、転んでできた傷から二次感染としてとびひになることも多いです。水膨れができる場合と水膨れができない場合があります。
とびひの症状
乾燥や虫刺されによりかゆみを感じた場所をかきむしり、皮膚が剥けたり化膿するパターンが一般的です。広範囲に急速に拡がり、幼稚園や保育園などの児童が集まる場所での集団発生も起こります。水膨れができる場合(水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん))とかさぶたができる場合(痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん))の2種類があります。アトピー性皮膚炎を持っている方は、特にとびひにかかりやすいので注意しましょう。
とびひの原因
アトピー性皮膚炎・乾燥・虫刺されなどで、痒みを感じる部位をかきむしることで発症し、接触により他の部位や他者に感染が広がっていきます。原因となる菌は、黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん)、化膿レンサ球菌(かのうれんさきゅうきん)の2種類とされています。皮膚表面の傷から原因となる菌が入り込まないよう注意しましょう。
とびひの日常の注意点
患部を清潔に保つことが大事です。タオルなどで他者へ感染する場合もあるので、注意が必要です。口や目の周辺で急速に感染が広がる場合には、重症化する可能性がありますので、速やかに受診をしてください。また、とびひの症状が現れた際には、患部を掻くこと・触ることはできる限り避けてください。小さい子供の場合には我慢できないこともあるので、爪を短く切りましょう。
著者情報
飯岡 弘至Hiroshi Iioka
院長・医師
略歴
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- 平成12年
- 近畿大学医学部 卒業
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- 平成12年
- 奈良県立医科大学皮膚科、形成外科に入局
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- 平成17年
- 奈良県立医科大学 助教
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- 平成28年
- 奈良県立医科大学 退職
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- 平成29年1月
- 飯岡形成外科ひふ科 開院
資格・所属学会
- 日本専門医機構認定 形成外科領域専門医
- 日本形成外科学会認定 皮膚腫瘍外科分野指導医
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医