ウイルス性イボについて
ウィルス性イボ
(ヒト乳頭腫ウィルス)とは
ウイルス感染が原因で生じるイボであり、ウイルス性疣贅と呼ばれます。 最も多く見られるのは、ヒト乳頭腫ウィルス(HPV)によるイボで、①尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)や②青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)、③尖圭コンジローマ(せんけいコンジローマ)などがあります。伝染性軟属腫ウィルスによるものは水イボと言われます。
ウイルス性イボの症状
皮膚の一部が盛り上がります。固くなります。足裏にできた場合はウオノメやタコと間違われていることもあります。 医師の判断無しで市販薬を使って対処しようとすると、かえって症状が悪化する場合もあります。また、イボが肥大したり、他部位の発症することもあります。広範囲に広がる前に、医師の診察をうけましょう。
ウイルス性イボの原因
主な原因は、ヒト乳頭腫ウィルスの皮膚への感染です。皮膚の表面にある傷などからこのウイルスが入り込みむことで、イボができます。そのため、手・足・肘・脇など、傷ができやすい部位にイボができることが多いです。ヒト乳頭腫ウィルスにも多数の型があり、それぞれにより好発部位や病状も異なってきます。
日常の注意点
傷や乾燥による荒れにより、イボはできやすくなるため、保湿を心がけましょう。また、イボを触った手から他の部位に感染が広がり、他の場所にイボができることがあります。また、ウオノメと思い間違った対応をされている場合も多く、疑わしい場合には、悪化したり広がったりする前に、医師の診察を受けるようおすすめしております。イボは原因が分からないことも多いですので、お早めに受診してください。