掌蹠多汗症|飯岡形成外科ひふ科|桜井市の形成外科・皮膚科

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形成外科・皮膚科 PLASTIC SURGERY

掌蹠多汗症について

掌蹠多汗症とは

掌蹠多汗症とは、手のひらや足の裏から多量の発汗が見られる疾患です。 手の多汗症の場合は手掌多汗症、足の裏の多汗症の場合は足蹠多汗症と言います。幼小児期や思春期に発症し、精神的な緊張があったときに見られ、発汗量は冬に比べると夏の方が多くなります。 掌蹠多汗症は普通の「汗かき」と違い、「手の汗で書類などが濡れてしまう」「手の汗のせいで握手がしづらい」など、日常生活に支障をきたしてしまうほど発汗があります。

掌蹠多汗症の症状

一時的に多量の汗が出てしまうといった症状がみられます。精神的な影響を受けやすい日中に多量の汗がみられ、寝ている間などはほとんど汗がみられないことも多くあります。 症状が重い場合は、手足が絶えず湿っているような状態となります。このような状態が続くと、手足に汗疹(あせも)ができたり、湿気を帯びてふやけて柔らかくなった皮膚が剥けたりして、日常生活に支障がでます。

掌蹠多汗症の原因

明確な原因は分かっていません。精神的な緊張などに左右されると考えられています。また、家族にも同様の症状がみられる方が多いとの報告もあり、何らかの遺伝的要因も関係していると言われています。

日常の注意点

普段から自律神経を正常に保つ必要があるため、普段から睡眠時間を確保し、ストレスをためないようにしましょう。 また、掌蹠多汗症に発症した際は、適切な治療を行うことによって大部分の方がその症状を改善、コントロールすることができます。当院では、ひとりひとりの掌蹠多汗症に対する診断・治療・アドバイスをおこなっております。お気軽にご相談ください。