日光角化症|飯岡形成外科ひふ科|桜井市の形成外科・皮膚科

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形成外科・皮膚科 PLASTIC SURGERY

日光角化症について

日光角化症とは

日光角化症とは、ご高齢の方の顔面や手背の日光に当たる部分に好発する、赤みを帯びた【かさかさしたシミのようなできもの】です。別名「光線角化症」とも呼ばれます。日本では、1年間に1000人に1~1.2人発症していると言われ外来では非常に多くみかける早期の皮膚がん(上皮内がん)です。 長時間放置しておくと本格的な皮膚がん(進行がん)に変化していきます。

日光角化症の症状

下記の症状が挙げられます。

・紅みを帯びたシミ
・表面が少しザラザラしていて、境界がわかりにくいシミ
・繰り返しジクジクしたり出血してカサブタが付着している。
・カサブタのようなもので覆われ、イボ状になっている。

一見、普通の湿疹のようですが、塗り薬を使用しても良くなりません。

日光角化症の原因

日光角化症は、表皮にできる早期がんで、長期にわたる紫外線のダメージが原因で起こるとされています。近年ではオゾン層が減少し、紫外線が届きやすくなったことで、日光角化症患者は増加していると言われています。

日常の注意点

日光角化症は痛みやかゆみの自覚症状がほとんどないため、放置していると転移する可能性のある進行がん(有棘細胞がん)に移行することがあるので注意が必要です。上記のような症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。