水いぼについて
水いぼとは
水いぼは、こどもに多く発生するウイルス性のイボを指します。潜伏期間は2週間から数カ月と言われています。1~5mm程度のいぼが皮膚表面にできます。特に、乾燥肌や、アトピー性皮膚炎など皮膚の状態が悪い場合は、周囲に容易に拡大してしまいます。しかし、水いぼに対する免疫がしっかりする小学生低学年くらいになると、新たな水いぼは自然にできなくなり治癒することがほとんどです。
水いぼの症状
1~5mm程度のいぼが皮膚表面にできます。感染が進むにつれ大きくなり、水が入っているような柔らかいいぼになります。痛みやかゆみを感じることは少ないです。ただ、水いぼがつぶれることで、ウイルスが拡散され、他の部位や他人に感染することも多いため、注意が必要です。痛みやかゆみは少ないため、無意識に患部を触らないよう気を付けましょう。
水いぼの原因
皮膚表面の小さな傷や毛穴から感染することからはじまります、その後、患部をかきむしることで感染が周囲に広がっていきます。アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患をお持ちの方は、患部を掻きむしり、水いぼを拡げてしまうことがあります。水いぼを直接触ることにより、他人への感染を引き起こすこともあるため、気を付けましょう。
水いぼの日常の注意点
基本的にはいつか自然治癒しますので、ご安心ください。家族や学校のプールで他者へ感染を広げないように、注意しましょう。具体的には、家族間・友達間でのタオル・食器などの共用はやめましょう。また、無意識に患部を掻きむしってしまうことも多いので、掻きむしらないよう指導をおこないましょう。